時/2022年8月20日(土) 所/広島県福山市まなびの館ローズコム
日本地理学の第一人者、立命館大学の吉越昭久名誉教授をお迎えして、近世の芦田川下流域における洪水対策についての講演会を開催しました。会場では地元地域をはじめ東京など遠方からの70人の聴講者の皆様が熱心に講演を聴かれていました。
特徴的な地形がもたらす水害の歴史の中で先人たちが、いかに洪水と闘ってきたかを貴重な資料と共に学ばせていただきました。
2018年の西日本豪雨で流出したまま再建されていない潜水橋「羽賀橋」の復活をめざす地元有志が「学ぶ〜伝える」を合言葉に、研究活動はこれからも続きますので、どうぞご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
【講演会の模様の動画配信】
【演題】
近世の芦田川下流域における洪水対策
【講演の目次】
Ⅰはじめに
(1)講演の目的と意義
(2)地域の概観と福山城下町
II.近世の災害の特徴
(1) 福山城下町災害史年表
(2)災害の経年変化
(3) 災害の季節変化
(4)災害の地域性
III. 災害の絞り込み
IV.防災・減災対策
(1)防災・減災対策の概要
(2)対策の効果
V.防災・減災の知恵
(1)防災・減災の知恵
(2)洪水の被害を軽減するためには?
(3)3段階の洪水防御システムの設置
VI. 防災・減災の知恵の抽出と活用のプロセス
VII. おわりに
コメント