②羽賀橋(跡)

 昔の橋は木の材で橋脚を作り、その上に長石を二本並べて渡してありました。人が「すりかえ」するため、途中長石を三本並べて渡した所が二ヵ所ありました。

 この橋は潜水橋で、水嵩が増すと橋板は水没し流される前に取り外していました。堤防から少し下がってこの橋を渡っていました。左岸の橋の袂には、「えびすばし」から森脇・山守方面に通ずる中道がありまして、芦田川の右岸の道より、この道の往来が頻繁でした。

 写真の橋は、2018年の西日本豪雨災害で流失しました。

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