①四か村用水

  今は使用されていませんが、郷分・山手・佐波・神島の四ヶ村へ農業用の灌漑用水を送っていた水路でした。水は流れていませんが、このようにそのまま残っています。

 この用水路は水野時代につくられました。そのとき、中谷に監視小屋をつくりました。やがて監視小屋が不用になって、払い下げを受けたのが藤川氏で、こうして藤川一党が中谷に住むようになりました。

 この用水路は芦田川から取水しており、樋門の鍵は下谷の三好氏(トギヤ)が持っておりました。三好氏の家は下谷の入口にあり、現在は屋敷跡と井戸が残されています。

左の水路が四か村用水
現在、ほとんど埋没の状態
井戸跡(水は満ちている)
三好氏の屋敷跡、奥は三好家の墓地
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